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Kaspersky Anti-Virus(カスペルスキー・アンチウイルス)はZAO Kaspersky Labが開発したアンチウイルスソフトウェアである。略記はKAV。アンチウイルス製品は2015年6月30日をもって販売を終了した〔更新ライセンスのご購入 〕。 このアンチウイルスの機能に加え、アンチスパムやファイアウォールなどの機能を搭載したのが統合セキュリティ製品Kaspersky Internet Security(カスペルスキー・インターネット・セキュリティ)である。略記はKIS。 == 概要 == 1997年にAntiViral Toolkit Proとして発売が開始され、2000年11月に現在の名称に変更した〔ウイルス百科事典 - 2000年 , Viruslist.com〕。 平均45分に1回のウイルス定義ファイル更新が行われており、1日に1回程度あるいはそれ以上の間隔で定義ファイルの更新が行われているものが多い他のアンチウイルスソフトと比べて、対応の素早さから定評がある〔http://www.justsystem.co.jp/news/2006l/news/j10031.html〕〔http://www.just-kaspersky.jp/products/function/〕。 また、F-Secure社製アンチウイルス製品にスキャンエンジンおよび定義ファイルをOEM提供したのを皮切りに、世界中でリブランディング、OEM、アプライアンスのエンジンに採用されている。日本国内で販売されているセキュリティ製品では、Ahkun社の''SG Anti-Spy''、G DATA Software社のG DATA アンチウイルスキット〔現在は中止されている〕、F-Secure社の''Internet Security 2007''、E-Post社の''E-Post Mail Server''、ターボリナックスの''Turbo Anti-Virus''、Gideon社の''ギデオンアンチウイルス''、ニフティの''常時安全セキュリティ24''等にエンジンが提供されている。 Winny関連ウイルスなどの日本固有のウイルスへの対応も速い。アンチウイルス単体製品でスパイウェアにも対応し、SC Magazine 2006のスパイウェア部門で他の専門ソフトを抜いて最優秀賞を受賞している。また、同社ではWinnyそのものを「リスクウェア」としており、マルウェア等を検出するための、拡張定義ファイルを使用することで検出できるようになる〔http://www.kaspersky.co.jp/news.html?id=192〕。 2005年5月に発生した価格.comのハッキング事件では、事件の発生前から対応するウイルス定義ファイルを提供していた数少ないソフトである〔価格.com経由で拡散したウイルス、Windowsの既知の脆弱性を悪用 , ITmedia, 2005年5月16日〕〔 ウイルス百科事典(Trojan-PSW.Win32.Delf.fz) , Viruslist.com〕。 ちなみに、ウイルスが見つかると、Ver.7.0までは怪獣か人間の悲鳴の様な「ギャー」という音が鳴るようになっていたが、Ver.2009からは別の警告音に変更されている。Ver2009の場合でもC:\Program Files\Kaspersky Lab\Kaspersky Anti-Virus 8.0\Skin\sounds"にある"infected_p.wavを"Infected.wav"に置換することで、従来の警告音にする事が可能である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Kaspersky Anti-Virus」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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